「彼女から告白を受けていた」26年前の未解決事件、安福久美子容疑者逮捕

Published on 2025年11月1日

1999年11月、愛知県名古屋市西区のアパート内で、当時32歳の主婦・高羽奈美子さんが何者かによって首などを複数回刺され、殺害されるという衝撃的な事件が発生しました。

その後、事件は「未解決」とされ、年月が流れて26年。2025年10月30日、被害者の夫の同級生である69歳のアルバイト女性、安福久美子容疑者が、DNA型の一致などにより殺人容疑で出頭・逮捕されました。

捜査関係者によると、安福容疑者は出頭前から捜査本部に接触しており、現場に残されたDNA型と一致したことで決定的な証拠となったとされています。

また、夫である高羽悟さんは、事件発生後も現場のアパートを借り続けていたことを明かしており、「少しでも手掛かりが出る日を信じていた」と言います。

驚くべきは、安福容疑者が被害者夫の“同級生”であったという点。被害者夫との間にどのような関係があったのか、また事件前年に何があったのか、捜査は重要な局面を迎えています。

捜査本部は今後、容疑者の動機や凶器の入手経路、アパート内での被害者との接触状況などを追っており、「長年の未解決事件に一区切りをつける」としています。

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